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ディスチミア親和型うつ病

  • 2011.04
  • 18

Edit197

前回、紹介したメランコリー親和型の性格に起因するうつ病は主に中高年層に多いと言われています


それに対してディスチミア親和型うつ病というのは、青年層、若年層に多いと言われています


2005年にディスチミア親和型うつ病を提唱した樽味伸(たるみしん)、神庭重信先生らによると


「規範的ではなくむしろ規範に閉じこめられることを嫌い、仕事熱心という時期が見られないまま常態的にやる気のなさを訴えてうつ病を呈する。

自責や悲哀よりも、輪郭のはっきりしない抑うつと倦怠を呈する。

強い自己愛と漠然とした万能感を持ち、挫折に際しては他罰的傾向を示す。

初期からうつ病の診断に協力的だが、症状からの離脱には消極的。

休養と服薬だけでは慢性化しやすく、衝動的な自傷行為、大量服薬などが見られる場合もある」


と、その特徴を説明している



..........(*´・ω・)



この説明だけを読むと、

「甘やかされて育った人が社会で挫折してうつ病になっている。そしてそれを社会のせいにしている」

とでも解釈されそうですが、決してそういう訳ではないと思います



しかしメランコリー型のように、社会生活の中で人間関係に苦心している間に燃え尽き、今まで好きだったものへの興味・関心も失い、不眠、体調不良、全般的な抑うつ感に陥るのとは違い、

休職している間や自分の趣味に没頭している時は精神状態が良く、仕事時にのみ精神状態が悪くなる方が増えたのも事実です



このようなタイプのうつ病は

新型うつ病


と呼ばれ、これらの概念がディスチミア親和型うつ病とも合わせて、様々に議論されるようになってきたということだと思います




ここからは私見ですが、、、、

私はディスチミア親和型うつ病の方が

仕事熱心ではないというのは疑問だし、休職中は気分良く過ごしているというのも、本当にそうなのかと考えます


このままではいけないと考えていて、何とかしないといけないと思いつつ、何らかの理由で外の世界に対して不安と恐怖を抱いている

現在の自分のスキルが追いついていかない、ふがいない自分を誰よりも責めているのは本人自身であろうと思います

Unknown.jpeg

エヴァの碇シンジが「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と連呼しているように

毎日、自分の事を責めて苦しんでいるのではなかろうかと。。。。



番組名を忘れてしまったのですが、


うつ病で、十数年引きこもっていた方が、引きこもりの方の社会復帰に熱心なとある企業に就職する際に話しされていたことが印象に残っています

その方は自分よりも若い上司がいる中で、ご自分がずっと引きこもっていた事、これから頑張るつもりであるが、ご迷惑をおかけする事があることを話されていました

傷つく事を恐れず、ありのままの自分を出すのは本当に大変な勇気のいることです

でもそれを恐れず一歩踏み出した所からきっと新たな展開(物語)が開けて来るのだろうと思います(´∀`)





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プロフィール

エルダ

Author:エルダ
沖縄出身。大学で上京。東京で10年あまり過ごす。
大学院の心理学部で気功・催眠の研究。その後、臨床心理士の資格を取得して都内でカウンセラーとして勤務。平行してヨガの練習を続ける。都内の公立学校でヨガのワークショップを行う。

帰沖後は県内の機関でカウンセラーとして働きながらオリジナルのカウンセリングとヨガの開発に取り組んでいる。
趣味はヨガ・気功、ブレイクダンス、ウェイト・トレーニング。

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